ここ最近というか初めて本格的にフロント技術を学んでいます。採用したフレームワークは大人気 Vue.js です。
自分で学びながらチュートリアルの記事も書きました。
www.shookuro.com
今回は Vue.-cli でプロジェクトを作成し、そのプロジェクトを GitHub に Push するまでの方法をメモしておきたいと思います。
node と npm と vue はインストールしておいてください。参考ページです。
FN1807002 | Vue CLI 3入門 02: インストールする | HTML5 : テクニカルノート
この記事のプログラムは次のバージョンで作成しました。
C:\yyama>node --version v10.11.0 C:\yyama>npm --version 6.4.1 C:\yyama>vue --version 3.4.0
Vue プロジェクトの作成
まず、ターミナル(コマンドプロンプト)を起動し、プロジェクトを作成したいディレクトリに移動します。私は「C:\yyama」配下にプロジェクトを作成したいので「cd C:\yyama」としました。
そして次のコマンドを打ちます。sample はプロジェクト名です。
vue create sample
プロジェクトに含める機能の種類をいろいろ聞かれるので、マニュアルを選択し最終的に次のように選択しました。
C:\yyama>vue create sample Vue CLI v3.4.0 ? Please pick a preset: Manually select features ? Check the features needed for your project: Babel, PWA, Linter ? Pick a linter / formatter config: Prettier ? Pick additional lint features: (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to invert selection)Lint on save ? Where do you prefer placing config for Babel, PostCSS, ESLint, etc.? In dedicated config files ? Save this as a preset for future projects? No
5 分くらい待つと実行が終わってプロジェクトが作成されます。
とりあえず次のコマンドを打って、起動確認はやっておきます。
C:\yyama>cd sample C:\yyama\sample>npm run serve
ブラウザを開き「http://localhost:8080」にアクセスすると、vue-cli で作成したプロジェクトのデフォルトページが表示されました。
これで準備完了です。
このプロジェクトを GitHub に Push していこうと思います。
プロジェクトが Git 管理下にあることの確認
なんとこの時点ですでにこのプロジェクトは Git 管理下に置かれています。Windows の場合は「dir /a」で .git フォルダが作成されていることが確認できると思います。
C:\yyama\sample>dir /a ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です ボリューム シリアル番号は E417-10DB です C:\yyama\sample のディレクトリ 2019/02/01 15:06 <DIR> . 2019/02/01 15:06 <DIR> .. 2019/02/01 15:05 33 .browserslistrc 2019/02/01 15:06 335 .eslintrc.js 2019/02/01 15:43 <DIR> .git 2019/02/01 15:05 214 .gitignore 2019/02/01 15:06 46 babel.config.js 2019/02/01 15:19 <DIR> node_modules 2019/02/01 15:06 392,796 package-lock.json 2019/02/01 15:05 634 package.json 2019/02/01 15:06 60 postcss.config.js 2019/02/01 15:05 <DIR> public 2019/02/01 15:06 359 README.md 2019/02/01 15:05 <DIR> src
また「git log」や「git status」で確認するとすでにコミットも済んでいます。
GitHub リポジトリの作成
GitHub ログイン後のトップページから、Repositories の New ボタンをクリックします。
Create a new repository の画面に遷移するので、リポジトリ名や説明、ライセンス等を入力して画面下のほうにある Create repository ボタンをクリックします。
これでリポジトリが作成されました。
プロジェクトを GitHub に Push する
それではいよいよプロジェクトを GitHub に Push していきたいと思います。
ターミナル(コマンドプロンプト)を使って入力していく手順はこうです。
- 「git remote add origin https://github.com/yyama694/sample」で origin に先ほど作った GitHub リポジトリを登録します。http://~ の部分はご自分の GitHub リポジトリを指定してください。
- 「git merge --allow-unrelated-histories origin/master」で GitHub 上で作成されたライセンス等のファイルをローカルにマージします。ちなみに無関係な履歴を持つブランチ同士をマージするには --allow-unrelated-histories が必要です。初めてGitHubリポジトリにpushしたらrejectedエラーになったときの対応メモ - Qiita
- 「git push --set-upstream origin master」 でローカルのファイル群を GitHub に Push します。
GitHub の画面でも Push が成功していることを確認できると思います。
vue-cli でプロジェクト作成から GitHub への Push までのまとめ
vue-cli でプロジェクトを作成した場合、すでに Git 管理下のプロジェクトになっています。
したがって GitHub にリポジトリを作成し、それをローカルプロジェクトにマージし GitHub へ Push するという流れになります。
Web アプリ開発をはじめる時に、やり方をいちいちググっていたのでこの記事を書きました。これでサクサク開発に入れるようになれば幸いです。
それでは!
- 作者: 川口和也,喜多啓介,野田陽平,手島拓也,片山真也
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/09/22
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: mio
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2018/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉
- 作者: 湊川あい,DQNEO
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2017/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る