2017 年 6 月 に Eclipse の新バージョンが公開されました。 バージョンは 4.7 でコードネームは「Oxygen」。発音は「オキシゲン」あたりでいいのではないでしょうか。
さっそくインストールしてみます。OS は Windows7 です。
Eclipse 4.6 Neon のインストールの記事は↓です。
Eclipse4.6 Neon インストール - 山崎屋の技術メモ
ダウンロード
日本語パッケージを使いたいのであれば Pleiades のページでダウンロードできるものを使えばいいですが、私は Eclipse の日本語化をしない主義なので、オフィシャルページからダウンロードします。オフィシャルのほうがファイルサイズは小さいです。
私のメインは WEB システム開発ということもあり、「Eclipse IDE for Java EE Developers」のパッケージをダウンロードします。
64 bit バージョンが欲しいのであれば、下図の赤枠のところをクリックします。
次のページに進むのでダウンロードボタンを押しましょう。
マイナーバージョンにより異なると思いますが、サイズは 328 M でした。ダウンロード時間は約 2 分。
大きいファイルのダウンロードでは、中身が壊れることもあるので、できればハッシュ値を求め、サイトに記載のハッシュ値と一致するか確認したほうが安全です。Dos 窓を立ち上げて CertUtil コマンドを使います。
サンプル
C:\opt>CertUtil -hashfile eclipse-jee-oxygen-R-win32-x86_64.zip SHA512 SHA512 ハッシュ (ファイル eclipse-jee-oxygen-R-win32-x86_64.zip): 43 83 8d 48 8c 2f 1f 64 c3 6f 0a 0c 06 72 b2 55 4a 46 ec a6 a4 62 d6 a0 a1 4c 53 40 dd 10 bc 38 27 38 58 28 14 9d 27 7d 61 fc d7 af e9 53 8b 4a f6 8c 86 0b ec 61 f3 90 64 14 80 ce 4a e1 04 52 CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。
ダウンロード直前の画面の「SHA-512」ボタンを押すと、正しいハッシュ値が表示されるので、CertUtil コマンド結果と比較し、一致していればOKです。下図、矢印の 43838d488... が正しいハッシュ値です。
ファイルの解凍
ダウンロードしたファイル(eclipse-jee-oxygen-R-win32-x86_64.zip)をお好みのフォルダに解凍します。私は「C:\opt」以下に解凍しました。
解凍後の eclipse フォルダ内には次のようなファイルがあります。
実行する
eclipse.exe をダブルクリックすると、ワークスペース(作業フォルダ)の場所を求めるダイアログが表示されます。入力して OK ボタンを押すと、無事に立ち上がりました。
簡単ですね!
インストール後の各種設定などは↓を参考にしてください。
以上です。
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