Windowsで複数バージョンのJDKを入れたい場合など、インストーラからインストールできない。ここでは、インストーラを使用せず、JDKをマシンに入れる方法をメモしておく。
インストールしちゃうと「バージョンアップしろ!」とかうるさいしね。
JDKダウンロード
ここからJDK8のインストーラをダウンロードする。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.htmlJava SE Development Kit 8 - Downloads
自分の環境に合わせて64Bitか32Bitを選択する。下の赤枠は64Bitバージョン。
解凍
ダウンロードしたファイルの名前は[jdk-8u91-windows-x64.exe]のような感じ。バージョンにより、少し違う場合もある。
拡張子を.zipに変える。たとえば[jdk-8u91-windows-x64.zip]。
そして解凍するのだが、Windows標準の解凍機能ではなぜか解凍できない。7zip等を別途インストールして解凍する。
7zipの入手はこちらから。
解凍すると[tool.zip]というファイルが1つだけ出てくる。こちらはWindwos標準機能でも解凍できる。
解凍後のファイルたち
これらのファイルとフォルダを好きな場所に移動する。たとえば[D:\opt\jdks\jdk8u91\]。
環境変数の設定
システム環境変数のPATHに移動したフォルダのbinを追加する。たとえば[D:\opt\jdks\jdk8u91\bin]。これで、bin配下のファイルに直接アクセスできる。コマンドプロンプトから[java -version]と打って、バージョン情報が表示されたらOK。
もうひとつ、eclipseなどJAVAを使用するアプリケーションにJDKの場所を教えるために、システム環境変数[JAVA_HOME]を作成し、その値にはJDKの場所を指定する。
さいごに
参考にした他のサイトでは「unpack200を使用してjarへ変換」とかやっているようだが、最新のJDKでは不要なようだ。
では
EFFECTIVE JAVA 第2版 (The Java Series)
- 作者:Joshua Bloch
- 発売日: 2014/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)